札幌から嫁いで14年。肌で感じた人口流出の原因10選です。嫁いで数年で実感した事、気づいた事をまとめてみました。
田舎を離れる理由 ー10選ー
問題点
- 田舎特有の、顔見知りが非常に多い。勤務先など面倒くさい。(学年は違えど、学校の後輩、先輩にあたる。子供の学校が一緒だったり、接点が多い。)
- 家族構成など両親から身元バレする。(両親同氏が同級生など)
- 3件隣りまで知り合い。(夫くんが小さい頃は、5件先まで知り合いだったそうです。)
- 飲み屋の店主と仲良くできても、守秘義務は期待できない。
- 余計な話をすると、直ぐに広まる。噂話が1人歩きする事にウンザリする。
- 過去の悪さは、一生付きまとう。田舎での出直しは、先ず難しい。即つまはじき。
- 年配層が多い事もあり、結婚の催促をしてくる。(田舎でいい人は、もう結婚してます。)
- 同居してる割合が高い為、そっとしといてもらえない。
- 時給が安く正社員としての給料も安すぎる。職の幅も限定的。
- 運転が苦手な人だと、”在宅勤務”以外の就職は、ほぼ無理。なりたい職業の募集がなかったり、そもそも会社がない。
以上の事を上げてみました。人は歩いていない、駅に行っても閑散としている。そして、嫁いで直ぐ思った事は、スーパー以外、飲食店・家電製品の競争に乏しすぎると感じました。

サービス内容に差がありすぎるところが目につきます。
女性の仕事だと思ってる
嫁ぎ先では、複数の勤務先でトイレ掃除やお茶くみは女性が担当する状態でした。もともとそれが、求人募集の時に記載項目とされてるならいいのですが、入社して当たり前の様に女性負担として強いられました。そして、それにおかしいと感じる方が少なく普通の事として受け入れてるところがあります。
この話題を、男性に振ると関心がない人が多く女性に振ると”それくらい”と思ってこなしてしまってる状況です。
他にも、田舎女性の社長や地位が高い人にパワハラ発言が多いように思いました。
少なくとも、私が住んでいた場所では10選のような事は、ほぼほぼありません。若者が出ていく理由としては他の要因も考えられますが、故郷から離れていく理由としては十分ではないかと思います。
結論
田舎の人口流出は止まらない。理由としては、田舎は価値観の多様性を認めにくい環境で、結婚して家を継ぐ必要が無くなったら、何もそこの土地に固執する必要がない。若ければ転職も抵抗なくできて、刺激がある都会に居心地を見出す人が増えた。ただそれだけなんだと思います。後は移動に不便さが多い事です。
田舎に住む人たちは、役割や分担をしっかり分けてるとも見えますが、それが今の時代にはそぐわないのかもしれません。
疑問を感じても言えない、見えない空気に圧力を感じさせる。それが1番の問題だと考えています。
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