はじめに
最近スーパでもはけごバッグを目にするようになってきました。はけごと言えば農家の人が畑仕事をする時に、腰にぶら下げるかごをイメージする方もいるかと思いますが、今はファッションにも取り入れることが出来るほどおしゃれです。PPバンドもたくさんの種類があり、今年の2月にどはまりしてしまいました。
こんな私にも編めるかな?って自信がない中、とにかくやってみようと軽いノリで本を買いYouTubeを見て材料を取り寄せました。
波にのると早いもので、家事の合間に1週間で1個のペースで次々と作品が完成し、初めての作品↑アイキャッチ画像(トップ画像)2点と↓2点の4作品を一カ月間で完成させました。
はけごのイメージが崩れるほどおしゃれなんです。街中で普通に持ち歩いても違和感なしです。母の日に茶色とグレーのはけごをプレゼントしたら凄く喜ばれました。お義母さんの友人たちからは、はけごなんだと言ったら「エェーーー!!」と驚かれたようです。
メタリックブルーとブラックの2点はPTA総会や授業参観など公共の場所にておおいに活躍しました。クリアファイルやお財布/手帳にスマホ/携帯スリッパ/扇子などマチもちょうどいいです。近くで見ないとはけご?らしく見えず遠目からは綺麗な模様に見えるのがとっても素敵です。
↑のようにDカンを付ける事で貴重品やキーケースも内側に引っ掛けることもできます。今は上記作品以外にも色違い大きさ違いなどで14種類以上できました。一番お気に入りの作品は↓コレです。
自作のストラップを作って、バッグに動きを出してみるのもかわいらしいかなと思います。
インド刺繍リボンを購入し、ワニカンとパールパーツをAmazonで購入、手芸やでスワロフスキーのビーズをあしらってダイソーのキーホルダーを組み合わせてみました。
このベージュが、白い服にあう。全ての色んな色の洋服やスタイルにマッチして重宝してます。もう2個ほど同じのを作る予定です。竹(バンブー)の持ち手にしたことで上品さと清楚感にさわやかさが出るので、ぜひ簡単だから初心者の人にもおすすめです。
↓その他作品
何日で作れるの
3~5日です。簡単なものなら3時間以内です。仕事と家事の合間でこれらの作業をしてたので1日目に材料をカットし、2日目にかごを作って、3日目に手順どおりに格子状にバンドを通して4日目に3日目の続きをして、5日目に仕上げの取ってを付けるようなてはずです。
工程の度合いによってはその日に出来るけど、集中しすぎて猫背になったりしっかり休み休みやらないと、体がしんどいです。(^^;)初めての時は1週間は必要でしたが、慣れれば↓かごは1個→3時間以内で出来ます。
何度も作っていくと写真をみてその作品に近づける事も出来るし、編み方がクラフトバンドや竹とは違ってベースの編み方がそんなに豊富ではないように思いました。
なにでできてるの
PPバンドです。梱包する時に利用されるかと思います。ホームセンターに行けば色んな色のPPバンドが販売されてますがそこは業務用素材だなと思います。
しかし、業務用でも↓のようなはけご農家さんは慣れた手つきでこんなかごも作っています。
本にのってない手慣れた人の自作はとにかくじょうぶに作られた編み方をされてます。底はそのままで表メンをみると立ち上げ部分から半分にさいて、残りの3あみまで計算して事前にカッターで切れ目入れてるとか・・・?(;一_一)
観察しながら同じのを作れなくもなさそう。だけどちょっと面倒くさいなー。先延ばしです。色合いは意外と好き。南米っぽいな。
同じ白でも業務用と、かご専門店で販売されてるPPバンドの色の濃さや素材の凹凸も微妙に違います。光沢のあるバンドやツルツルとした素材だったり種類豊富です。因みにグレーと茶色のかごは毛羽立ちは一切ないです。通常のバンドより厚みがややあります。なのでハサミで材料を切って下準備するのが大変な作品でした。通常のPPバンドであればサイトで販売されてる専用カッターがおすすめです。
私が利用したサイトがあるので興味があれば→ここをクリックして下さい。
はけごの魅力ってなに
雨に強く、通気性がいいです。濡れても平気、汚れてもタオルで拭けば取れる。他のかごの材質に比べれば非常に軽いし、もとは、はけごだから使わなくなったら畑の野菜入れとして再利用もできる。
プールや海に行くときのバッグでも使いやすく、持ち手が飽きたら別の持ち手に変えてみたり飾り紐の色を変えるなど工夫できます。色褪せや劣化具合は半年たちますがありません。
クオリティーがアップする3つの道具
- 半田ごて
- ヒートガン
- 養生テープ
半田ごては持ち手を合皮にするさいカシメやハトメで固定させる下穴づくりに便利です。スクリューポンチで穴をあけようとして大失敗。あと少しで完成しかけのかごに亀裂が入り絶望します。ホームセンターで¥700くらいで販売されてます。
ヒートガンはAmazonで購入。PPバンドで持ち手を編んだ時けば立ったり汗で変色するのが嫌で熱収縮チューブに持ち手を通して圧縮するのに買っちゃいました。透明チューブもあるので、それにはヒートガンは必要なしですが、好みで選んでください。
養生テープは確実にあったほうがいいです。かごを作るのに仮止めする必要がありマスキングテープを私が購読した作り方に案内がありました。しかし、はがれてきてかごの底作りがづれて仮止めのマスキングをはりなおしたりと2度手間でした。。その点養生テープは、びくともしないし、はがす時も下からめくるようにはがさなければ綺麗な状態ではがせます。
最近の養生テープはカラフルで、きみどりが一般ですが、ピンク、ブラック、黄色、青も売ってました。ただ、きみどりより若干高いです。
デメリット
使い方にもよりますが、軽く毛羽立ちはします。そんな時はライターで軽くあぶったり電動髭剃りや眉毛そりなど、それに近い道具で毛羽立ちを処理する事ができます。あぶるのもじっくり火をあてる訳ではないので、動画をみて確認する事をおすすめします。
近くでみるといまいちに思うかもしれませんが、遠めだと綺麗な模様に見えます。持ち手にこだわることで見た目の安っぽさが半減したりもするので、各個人のセンスによりけりですが、誰が作ってもレシピ通りつくれば作品にそんなたいさは出ません。
まとめ
誰でも作れる。必要な事は最後まで完成させること。あきらめない。書いてある材料をまずは取り寄せる事です。代用がきくものかどうかは1度かごを作ってみてから、検討することをおすすめします。
作りたいかごを作る事は、結果によっては愛着や途中で断念しない気持ちのモチベーションにも繋がります。
初心者であればかごの土台を作るのに多少は時間がかかります。アイキャッチ画像のブルーのかごの底を作った時、バンドの縦横と交差してかごを立ち上げるまで1時間はかかりました。そして実は、底網を間違えてしまいシカゴにはなりましたが、レシピ通りではないので失敗とも言える作品です。でも何とか修正してそれらしき形と模様になったんです。(^^;)
家事の隙間に、ちょこちょこと手さえ動かしていれば5ヵ月間で上記写真の作品ができます。持ち手を木製、バンブー、プラスチックと変えるだけでかごの印象も違うし、日々の買い物が楽しくなりますよ。ぜひこれを機に、皆さんもはけごに挑戦してみませんか。
ー最後まで読んでいただきありがとうございます。ー