こんにちわ。刺繍なんてやったことは1度もありませんが出来ました。初めてやって最低限6つの道具で出来ます。教室も通わず独学です。刺繍の楽しさと大変さも含めてお伝えできればと思います。(*^-^*)
初めに
作りたい作品を作って下さい。そしてYouTubeで事前に刺繍動画を何度も見るといいですよ。たくさんのステッチを覚えてから取り掛かるとスムーズです。道具は冒頭のように6つあれば出来ます。

ステッチのバリエーションが多いと風合い豊かな作品が完成します。
地道な作業です。直ぐに完成を求めたいなら、小さい図案とスッテッチの種類が少ない方がいいです。
図案やYouTubeでの作り方を見ていると2本取りで作品を完成させているものが多いのかなと思います。しかし、1本取りで刺繍すると質感が全く違います。テクニックも絡んできますが初めてでも違いはハッキリわかります。その繊細さが何とも言えず個人的には好きです。
ちなみに画像のスッテッチは6種類の技法からできています。
・バックst
・フレンチノットst
・レイジーデイジーst
・チェーンst
・フイッシュボーンst
・フライst

初めてだから色んなステッチを使ってみたかったの。フレンチノットstが刺してて楽しかったわ。
少しでも興味があればまずは道具をそろえて、トライしてみましょう!
6つの必要な道具
・刺繍木枠(15cm)
・フランス刺繍針
・刺繍糸
・ハサミ
・リッパー


頭に図案が出来上がっていて、生地に転写する必要がないのであれば上記の道具だけで出来ます。お花のリースの刺繍糸は全部で12種類使いました。
自信がなかったので今回はマネることにしました。参考にしたのが↓「yulaの刺繍」の図案です。

本屋さんに行ってどんな図案にしようか悩むのが楽しかったです。刺繍糸は近くの手芸店で扱っていたオリンパスを使用し、木枠はクローバーの15cmを購入しました。
転写に必要な道具
必要な道具
・片面チャコピー(水で消える)
・トレーサーペン
・トレンシングペーパー
・図案
・クリアポッケ(セロファン)
・マスキングテープ又は待ち針
以上の6点です。↓の写真の赤いペンがトレーサーペンです。その隣のペンが水性チャコペンです。必要に応じて購入を検討して下さい。

基本クローバーのメーカーと手芸店で揃えるようにしました。
手順
刺繍糸の三つ編み
道具もそろったじゃあ、始めようと言ってすぐは出来ません。絶対に面倒でもやらなきゃいけない事があります。それは刺繡糸の三つ編みです。これをしないと糸を引き抜くことが出来ません。
三つ編みのやり方は→初心者三つ編み編の画像から確認して下さい。もしこれをしなかったら引き抜けないどころか糸が絡まって一束全部使えなくなります。(´;ω;`)
図案を写す
生地に転写する順番です。
生地→片面チャコピー→図案→セロファン→トレーサーペンで上から筆圧を入れてなぞる。
うまく転写せず見えずらい箇所がでてきたりします。そのため水性チャコペンを用意しておくと便利です。
細かい部分ほど転写がうまくいかないです。図案を見ながらチャコペンで書き足すと刺繍しやすいです。
今回私の作りたかった作品では、クッションに刺繍をするのに気に入った図案が小さく、拡大コピー(紙が若干あついカナ)をしたのを使用しました。その上にセロファンをのせなぞりましたが、問題は特に感じませんでした。
注)図案を生地に移すとき筆圧を強めになぞるため指が痛くなります。
木枠に生地をはめ込む
1,生地をはめ込むときは、まったいらなテーブルの上に金具がついてない方の木枠を置いて、刺す図案の生地が中心に来るように広げてのせます。
2,調節ネジがついてる木枠を上からはめ込みます。もし、うまく上からはめ込めないばあい調節ネジをゆるめて生地がピント貼るように調節して下さい。
3,生地が大きめであれば、たれてしまってる生地を軽く折るか丸めて待ち針で止めておくといいです。
初めて刺繍する方は、生地はリネンをすすめます。抜き差ししやすいです。それと同時進行でトートバッグを作りワンポイントで11号帆布に葉を刺繍してみました。全然いけます!若干、針の抜き差しに厚みが出ると力が必要になるかもしれません。
刺す
刺すにあたり刺し始めと終わりは玉止めはしないでとっても楽です。偶数本ですると刺し始めの手間が楽な方法があったりします。説明よりも→糸始末の動画をぜひ見て下さい。最初は基本を重視しながら取り組むと、後は繰り返し作業なので徐々にうまくなります。( ̄▽ ̄)
↓途中経過がこんな感じです。

刺繍はひたすら生地に糸を何度も通してできる作品で、ペンや絵の具の代わりに色を糸で表現します。葉っぱの葉脈を表現するのに糸を1本さすだけで葉っぱらしくなりました。
それだけでも感動しますが、もっとビックリしたのは、出来上がった作品に光を反射させた時、全然違った風合いになります。たかが糸1本をどうさすかで見栄えが違ってきます。

初心者なんで、次回は裏面も意識したいと思ってます。
まとめ
没頭できるので、何も考えず無になる事ができます。木枠と糸のメーカーも色々ありますが、手芸店で取り扱われてる道具をオススメします。直接アドバイスももらえるし、使い方もきちんとレクチャーしてくれます。
図案を転写するのが面倒であればマルや雨のしずく星やハートと身近にある形をスッテッチしてみるのもいいかと思います。上手になれば自分の考えた図案を形にすることも出来て、お金もそんなにかかりません。
お花のリースが完成するまで1か月間かかりました。平日、約2時間、お休みの日は6時間ほどずっと座りっぱなしです。よく見ると形が少し凸凹していたりと、本当に初心者らしさがでてるなと思います。ジワジワと完成してくるにあたって達成感は物凄くあります。
世界で1つしかないオリジナルを作ってみてはいかがでしょうか。
ー最後まで読んでいただきありがとうございます。ー